まつげエクステの基礎知識

◆まつげエクステ（まつげエクステンション）とは、

自分のまつげに１本ずつ人工のまつげを専用グルー（接着剤）で装着していく技術のことで、つけまつげとは異なります。

つけまつげは、まぶたにグルー（接着剤）で付けていきますが、まつげエクステはまつ毛そのものに付けます。

まぶたには触れませんので皮膚が弱い人でも装着可能です。

 1度装着すると2～3週間はキレイな状態が保たれます。

もちろん、顔を洗っても大丈夫で、少しひっぱった位では、はずれません。

◆まつげのメカニズム

まつげエクステの持続期間に大きく影響するのがまつげの毛周期です。

日本人のまつげの長さは約５～１０ｍｍ前後で、本数は個人差がありますが上まつげが約１００本～１５０本、下まつ毛がその半数程度です。

 一般的に１日で５本前後抜け落ち、約：０．１～０．１８ｍｍ成長します。

まつ毛の成長が最も活発になるのは、ＰＭ１０：００～ＡＭ２：００の間で成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯と合致します。

この時間に栄養を与え十分に睡眠をとると、まつげの再生・成長を促進することができます。

まつげは、生えはじめ（成長初期）・伸びる時期（成長期）・成長が止まる時期（退行期）抜け落ちてから発毛までの準備段階に入る時期（休止期）を１サイクルとする毛周期を繰り返しています。

これらから、毛周期はまつげエクステの持続期間に大きく影響することがわかります。

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◆まつげの毛周期◆

＜成長初期＞皮膚の中で成長が始まる時期。毛が細くて弱くてコシがない状態です。これから太く長くなっていきます。

＜成長期＞太く伸びていく時期でコシもでてきます。

　　　　　　まだまつげが短いこの時期に人工毛を装着すると２～３週間でまつげのデザインが変わってしまう可能性があるため、

　　　　　　人工毛の装着は慎重にすべき時期です。

＜退行期＞まつげの成長が止まる時期です。人工毛を装着するのには最適であると考えられます。

＜休止期＞まつげが抜け落ち、次の毛が生えるまでの準備段階の時期。

　　　　　　この時期に人工毛を装着してしまうと持続期間を保つことが出来ず早期に取れてしまうため避けるべき時期です。

　　　　　　まつげの毛周期は３～４カ月のサイクルと非常に短いことから頭髪の様に伸び続けずに一定の長さが保たれています。